新鮮素材でおいしい魚料理 メバチ鮪

メバチの名前は、目が大きいことに由来しています。鮪類の一つで、メバチ鮪と呼ばれることが多い魚です。魚市場ではこの若魚が良く太っていることから、だるまとも呼ばれています。多くのメバチ鮪が北緯と南緯30度の間の、太平洋と大西洋に生息しています。インド洋と大西洋、太平洋の一部に好漁場がありそこで日本漁船がとれば国産になり、また外国籍の漁船が漁獲して日本に運べば輸入物となります。冷凍メバチ鮪は台湾や中国、韓国、セイシェル、フィリピン、インドネシア、バヌツアなどの国から輸入されています。生鮮のメバチ鮪はインドネシア、ミクロネシア、グアムなどから運ばれています。

多くの漁船がはえ縄漁で、メバチ鮪を漁獲しています。幹縄に多数の枝縄を結び、枝縄の先端に釣り針を結んで長く伸ばし、海中に一定の時間仕掛けておいてから、引き揚げます。はえ縄漁には、浮きを使って海中に仕掛けをつるす浮きはえ縄漁法と、海底に沿って仕掛ける底はえ縄漁法とがあります。マグロ類は表層を泳いでいるため、浮きはえ縄漁法によって漁獲されています。広い漁場のどこに漁船を向けていくのか、どれほどの水深に仕掛けを流すのか、潮に対していかにしてはえ縄を流すのか。いかなるハイテク漁船であっても、漁労長のそういった判断が漁獲量を大きく左右してきます。グアム島近辺など比較的日本に近い海で漁獲されると、生鮮で日本に運ばれることがあります。生鮮メバチ鮪では、漁船内で血を抜いて内臓を取り除き、氷づめで日本に送られてきます。冷凍メバチ鮪では、船内の冷凍用魚槽でマイナス60度に凍結しています。

メバチ鮪とは?妊婦さんにはNG?安心な摂取量と人気レシピ公開」も参考になりますが、メバチ鮪の料理でとても簡単でおいしい料理が、てこね寿司と鮪茶漬けになります。素材が新鮮であればあるほど、大変においしい料理になっています。てこね寿司は志摩半島の漁師が伝承している料理になっていて、醤油とみりんを合わせ一煮立ちさせたつけ汁を常温にさまし、メバチ鮪を厚めのそぎづくりにして、2~3時間漬けます。ご飯を固めに炊いて熱いうちに寿司酢とつけ汁を、混ぜ合わせます。寿司飯が人肌に冷めたら、手で混ぜ合わせて青ジソや紅ショウガを散らしていきます。鮪茶漬けは、どんぶりに炊きたてのご飯をよそってメバチをのせ、溶きわさびを添えます。醤油をかけまわして熱い番茶をかけて、ふたをして30秒ほど待って出来上がりです。メバチの素材が良ければ、大変おいしくいただくことができます。新鮮なメバチ鮪の仕入れたい時には、ネットで注文すればおいしいメバチがすぐ手に入ります。