抱卵しているととてもうまくなる魚貝

甘エビは標準和名のホッコクアカエビよりも、甘エビの名前でずっと広く知られています。日本では山陰以北の日本海と、北海道沿岸で漁獲されている、魚貝になります。甘エビは太平洋の北部やオホーツク海、ベーリング海、カナダ東海岸、グリーンランドの海域に広く分布しています。このうちカナダ東海岸やグリーンランドなどの北大西洋産は、太平洋北部のホッコクアカエビとは分類学上で別の種類とされ、ホンホッコクアカエビの標準和名がついています。もっとも水産業界や流通業界では、同じ甘エビとして取り扱っています。甘エビは抱卵しているときが、食べごろになります。エビの甘みと卵のうまみが合わさって、とても甘くなってきます。生で食べるのが、とてもおいしい食べ方になります。

日本にはロシアやカナダ、グリーンランドなどから多く輸入されています。ロシア産は、国産と同じホッコクアカエビになります。北大西洋産に比べると色がやや薄くなっていますが、大型で味が良くてとろみも強くなっています。単価は高くなりますが、スーパーの目玉商品になっています。暮れになってくると、とくに人気が高まってきます。ロシア産の甘エビは、北オホーツク海やカムチャッカ海域などの水深1000メートル付近までに、確認されています。ほとんど汚染されていない冷水帯に生息していますので、個々の甘エビは菌や温度変化にきわめて、弱くなっています。そのため魚獲した後の凍結から加工、運搬、保管などにこれ以上ないほど気を使うことになります。日本に輸入されてからも、厳重な品質管理が求められています。甘エビのねっとりとしたおいしさは、鮮度が勝負になります。検査を徹底して行い、刺身用に加工しているところもあります。

仕入れの常識!甘エビの産地4選!美味しい食べ方とレシピも公開のように、甘エビは酢の物やクリームスープにしても、おいしくいただくことができる魚貝になっています。酢の物は甘エビの尾を取り除いて、塩もみしたキュウリを土佐酢で洗って水気を絞り、また新たな土佐酢でエビとキュウリをあえていきます。キュウリとエビの妙味を、味わうことができます。クリームスープは、エビの頭と殻を煮てスープを作ります。頭と殻を取り除いたスープに、牛乳と市販のクリームシチューのルーを入れて弱火で、ことことと煮詰めます。甘エビとベーコンを加えて炒めた物を、このスープの中に入れて出来上がりになります。エビでだしがとってありますので、絶品のシチューが出来上がります。甘エビを卸売の出すには、インターネットの通販を利用してください。旬の季節には、数多くの注文が来ることは間違いがありません。