ソテーにしても美味しい魚

魚本来の味を最も生かした賞味方法は、やはり刺身です。新鮮とれたての魚をその場で刺身にして賞味する贅沢は、ふだんスーパーマーケット等で販売されている魚しか賞味したことが無い人には、なかなか味わえるものではなく、本当に新鮮な刺身の味を知らないままという人も少なくありません。スーパーマーケット等の店頭に並ぶ刺身の詰め合わせなども、もちろん可能な限り新鮮な状態で刺身となって店頭に並んでいますが、少々時間が経過して値引きされたものを購入し、さらに帰宅後、しばらく冷蔵庫に入れたまま放置してしまったものは、新鮮な状態よりも、やはり少々味が落ちてしまいます。ワサビを強めに効かせて賞味することで、時間が経ってしまった雰囲気を打ち消しつつ、ワサビが持つ殺菌効果で、細菌の心配も抑えることができます。イタリアンが好きな人であれば、たっぷりのタマネギやハーブを加えて味が濃いめのカルパッチョにして、バルサミコ酢などもプラスすることで、やはり抗菌を意識しつつ、刺身の状態で賞味することができます。
さらに時間が経ってしまい、生では少々口にしにくい場合、刺身サイズではありますが、フライパンにバターやオリーブオイルを溶かして、ソテーにするという手もあります。刺身にして美味しい魚は、加熱調理をしても当然美味しく、火が通ることで新たな味わいとなり、多少時間が経過したものも安心して賞味できます。ふつうにソテーしても美味ですが、小麦粉か片栗粉をさっとまぶしてミニサイズのムニエル風にして、タルタルソースで味わうのも一興です。刺身サイズで薄めにスライスされているだけに、すぐに火が通りますので、いずれも焼きすぎないことがポイントです。
刺身救済メニューのようなミニソテーやムニエルはさておき、そういった洋風メニューにも最適なのが、カジキマグロです。厳密には、カジキマグロという種類ではなく、マグロに似たカジキ類がそう呼ばれているとのことで、スーパーマーケット等ではメカジキの切り身が販売されていることが多くなっています。「カジキマグロとは?女性客が喜ぶレシピと新感覚の日本酒3選」も参考になりますね。カジキ類の中でもっとも美味しいと言われるマカジキは、新鮮なものが入手できれば、ソテーやムニエルよりも、やはり刺身が美味と言われます。ネットショップなどでカジキマグロの仕入れたい時は、刺身で賞味できるほど新鮮な状態であることを確認したいものです。カジキ類の刺身は昆布じめが絶品とのことで、ツウが好む昆布じめの刺身では、最も人気が高い魚と言われています。