魚の食べ放題を損得で考えるリスク

最近では、いろんな料理について食べ放題のサービスが行われています。大人気の焼き肉や中華料理のほか、カレーライス、パスタ、スイーツなど、さまざまな料理に対してこのサービスは行われるようになりました。そのような中で、魚料理については、あまりこのサービスというものを耳にしません。時折、寿司の食べ放題が取り上げられますが、寿司の場合はネタとなる魚の種類によって値段もかなり違ってくるので、ネタの種類が限定されて行われるなど話題性は少ないようです。また、市場が近くて仕入れも有利であることを利用して、ランチだけに限定して夜の客を見込んで行われる場合はあるようです。
ただ、魚の刺身など生鮮食品での食べ放題はリスクが大きいということはあるようです。雑菌の処理のほか、シケなどの影響で仕入れが不安定になることがあるからです。こういうときは、冷凍物に頼らざるをえなくなりますが、客がそれに敏感に反応することも考えられるのです。仕入れて正解!鮮度が落ちない切り身魚の冷凍法とおすすめ切り身3選もチェックしておきましょう。もちろん、刺身についてのサービスなどでは、衛生には徹底した配慮がされていますが、生鮮食品を生のままである程度の時間空気に触れさせているわけなので、万が一ということも懸念されます。客側も体調が万全ではないときにこのサービスに挑戦するのを控えるといった気持ちは必要なのかもしれません。食べ放題サービスは、客も店側も損得面からアプローチすることが多く、食というものが健康を左右するということを忘れがちです。食べ過ぎてお腹を壊してしまえば、たくさん食べることができて元が取れたといっても、決して得をしたということにはなりません。
そもそもこのサービスは、格安の価格で食材を大量に仕入れたりして計画的に企画されることが多いため、料理の種類も単一になりやすいものです。どのような料理に対しても行われれば、店の存続問題も起きてしまうかもしれません。ほかに、時間を限定してのサービスとして行われることもあります。2時間に限定して、さまざまな料理についてサービスを行うといったものですが、人間の食べる能力を考えれば、店側でも十分対応できるサービスではあります。ところが、たまに特殊な体質の人がいて、このサービスに挑戦してTV番組で話題を集めたりします。もちろん、店にとっても宣伝になるため、双方にメリットがありますが、通常の営業期間では、店側の運営の仕方などにかかっていて、それほどのメリットはないようです。食べ放題に似たサービスとして、最近では、スーパーなどでは「詰め放題」といったサービスが行われています。