魚のタイはめでたい時の必需品

白身魚の中でとりわけ柔らかく、あっさりとした上品な味わいがあるのがタイです。形や色合いもよく、また長寿であることや多産であること、さらにめでたいのごろ合わせによって祝い事には、欠かせなくなっています。タイと名前がついている魚は、数多くいますが代表的なのは真ダイです。特に産卵を前に身が肥えた早春のものは桜鯛、花見鯛と呼ばれていて、極上とされています。安価でうまみのあるあらが手に入れば、煮物などにして味わってみましょう。タイの選び方は、身の色が鮮やかな桜色で透明感とつやがあるものを、選ぶようにします。魚類の中では日持ちがしてやや鮮度が落ちても、味が変わりにくいのが特徴になっています。ラップで包んでからポリ袋に入れて、冷蔵庫ならば3~4日、冷凍すれば3週間ほど保存が可能になっています。

筋子は鮭やマスの卵で、筋のような卵巣膜に覆われていることからその名前がついています。卵が未熟な筋子は、膜が柔らかくそのままぶつ切りにして、食べられます。いくらは筋子の膜を取り除いて、卵をほぐして調味したものになります。冬の時期に出回る生の筋子が手に入ったら、自家製のいくらにすると大変においしいです。筋子の選び方は、薄いオレンジ色のものが新鮮です。ただし醤油漬けなどに加工されているものは、色では見分けにくくなっていますので弾力性があって、つややかなものを選ぶようにしてください。筋子、いくらとともに調味されたものは冷蔵庫で3~4日、冷凍庫で2週間ほどの日持ちができます。生筋子は購入したら、すぐに調理するようにしてください。筋子を仕入れてみたい!美味しい産地3選&絶品はらこ飯のレシピ公開も要チェックです。

筋子から作るいくらの醤油漬けは、大変においしいものです。ボールに50~60度ぐらいの湯を用意して、筋子を真ん中にある割れ目から開いて、湯に入れ菜箸で勢いよくかき混ぜます。薄皮が箸に巻き付いて粒がぽろぽろとほぐれたら、ざるにあげて水けをきります。ボールに多めの冷水を入れて、そこにイクラを入れて手で大きく混ぜます。いくらをきれいにしていきます。まな板にペーパータオルを敷いて、いくらをのせてくるくると巻きます。こうすることで薄皮の小さいものが、完全に取れます。鍋につけ汁の鮭とみりんを入れて混ぜて、中火にかけて煮立てていきます。醤油を入れて火を止めて、密閉容器に移していくらを加えて3時間以上つけておきます。筋子からほぐして作るいくらの醤油漬けは、格別のおいしさになります。業務用の筋子を卸売で探すには、パソコンやスマホでネットで検索してみてください。多くのお店が、通販を行っています。