Chansonnier
シャンソニエとは?
皆さん、”シャンソニエ”という言葉はご存知でしょうか?まず大多数の人は「なにそれ?」と考えるかと思います。何かと言いますと、「歌手が歌うシャンソンを楽しむ場所(お店)」です。
シャンソンについてはご存知の方も多いでしょう。ただ、そのイメージを「堅苦しい」とか「古い」とマイナス的に捉えているかと思います。実は私も長い間そう思っていたので、全く興味が無かったのですが、その考えが変わったのが、”花木佐千子”さんとの出会いです。これまでシャンソンに対して抱いていたイメージが改められました。
そもそも「シャンソン」とは歌の特定ジャンルを示す言葉ではなく、フランス語で「歌」をあらわします。当然ですが、古い歌もあれば新しい歌もあります。日本のジャンルでいう、ポップスやバラードや民謡はすべてシャンソンになるといっていいでしょう。
歌のジャンル
当然ですが、歌われるのはシャンソンがメインとなりますが、”カンツォーネ”(シャンソンと同じようにこれもイタリア語で「歌」を表します)やその他の海外の歌を聴くことも出来ます。ここで重要な点は、歌の多くが日本語で歌われることです。お国許の言葉(つまりフランス語やイタリア語など)で聴くのも、それはそれで雰囲気が味わえるので、良いものだとは思いますが、理解までは出来ません。やはり歌詞が日本語のほうが、意味も分かり歌に対し感情移入しやすいのです。
特徴
通常、お店の規模があまり大きくないこと。私の知っている範囲では大きいところでも50名ほどでいっぱいになります。そのため、歌手や伴奏者との距離が近く、迫力ある歌と演奏(逆に繊細な歌も)が楽しめます!お店の構造や座る場所によっては本当に自分の目の前ということも。
歌手の方と、ある程度顔見知りになれば、ステージの合間に挨拶に来られたり、その際に歌のリクエストも出来ます。リクエストについてはその歌手の方が、以前歌った曲を選ぶと良いでしょう(リクエストが多く無理な場合もあります)。一般的には歌手の方とお話しする機会はありませんが、シャンソニエの場合は伝統的なスタイルとして定着しているので、これが一つの楽しみとなります。
営業形態
営業時間帯は基本的に夜が主体となります。1回40〜45分前後のステージが3〜4回あります。ステージ毎の内容は重複しませんし、入れ替えも通常はありません。途中で入店することも可能です。歌手はお店所属の方やその日のゲストで、1回のステージ中で順番に歌います。
料金的にはミュージックチャージが3000〜4000円。飲み物はアルコールやソフトドリンクがあり800〜1500円ほど。また、食べ物が用意されているお店もあります。
お店によってステージ構成や料金体系、メニュー内容は異なります。
注意点
常識的なことですが、念のため注意点を挙げておきます。
●ステージ中は私語や騒いだりしないこと。携帯の着メロも禁止!
●ステージの合間で歌手の方を独占したり、お酌を強要しないこと。
●必要以上に飲んだり騒いだりしない。
以上は「シャンソニエは歌を聴く場所で、歌手の方は歌い手である」ことをご理解下されば当然のことです。
もうひとつ、最後のステージ終了時間が大体夜11時近いので終電に気をつけるといったところでしょうか。その他、詳しい注意点は花木さん公認サイトである「森の音」をご覧下さい。
シャンソニエに行こう!
シャンソンという、日本ではマイナーなジャンルであることや料金的なこと、場所の分かりにくさなどから、客層は年齢的に高くなっていますが、実際に聴いてみれば、若い方でも”歌の持つ魅力”を感じることが出来るはず。まずは、ご贔屓の歌手の方を見つけると良いでしょう。歌の世界がきっと広がると思います。
先ほど注意点を挙げましたが、特に堅苦しくはありませんし、お店の方はもちろん歓迎してくれます。どうぞ、お店の扉を開いてみてください!