魚は合わせるソースで味の変化を楽しめる

魚料理は数あれど、魚本来の美味しさを楽しむならば刺し身で味わうのが王道です。ただし刺し身はワサビと醤油で食べるものであり、全てが醤油味になってしまうので飽きてしまう事もあります。日本人ならば刺し身はワサビと醤油が基本という考えがあるので、他の食べ方をする事はあまりないかもしれません。そこで少し刺し身の食べ方を工夫して味の変化を楽しんでるのも良いものです。新しい味の発見と共にさらなる食べ方を見つける事が出来るかもしれません。
基本的な和風の食べ方として醤油と合わせるのはワサビ、生姜のすりおろし、にんにくのすりおろしが一般的です。マグロの刺し身などはワサビが合いますし、イワシやアジの刺し身には生姜が合います。カツオなどは生姜の他ににんにくとの相性が良いですし、魚の美味しさを引き出すこれらの薬味の役割は大きいです。さらに変化をつけて別の食べ方を楽しむならば、醤油に韓国の調味料であるコチュジャンとごま油を混ぜて韓国風のソースにしてみましょう。このソースは特にマグロの刺し身に良く合うため、マグロ丼にしてこのソースと白髪ネギを添えると抜群な美味しさです。
日本風、韓国風の食べ方を楽しんだら、次は洋風の食べ方にチャレンジしてみましょう。その場合、刺し身の表面を軽く炙る程度に焼くだけで洋風の魚料理としての幅がぐんと増えます。好みの魚の刺し身を炙ったら、オリーブオイル、バルサミコやりんご酢などの好みのお酢、塩とコショウを合わせたソースをかけるとカルパッチョになりますし、玉ねぎのスライスやパプリカ、セロリ、レモンをカットしたものとで漬け込むとマリネになります。カツオなどの刺し身の表面を炙って、酒、みりん、粒マスタード、少量の醤油、バター、レモン汁を合わせてかけると、少し和風を感じるマスタードソースとなり、お酒のおつまみだけでなく、おかずとしても立派な一皿になります。またシンプルに溶かしたバターにレモン汁を加え、レモンバターソースにすれば、白身魚にも合います。このように様々な変化をつけた食べ方にチャレンジしてみると、意外な美味しさや驚きだけでなく、新しい食べ方に対する探究心も出てきます。魚という美味しい食材を余すことなく堪能するにはチャレンジ精神も必要なのかもしれません。びっくりするような調味料の組み合わせによって、さらに美味しい味を見つけ出すのは勇気もいりますが、ワクワク感が増してくるものです。まだ一般的ではない調味料は色々あります。好奇心を持って新しい味を見つけ出し、魚の刺し身の美味しさをとことん追求してみませんか。「知っていましたか?まぐろは5種類あります。正しく知って仕入れに生かそう!」もぜひご覧ください。