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Title / 花木佐千子 シャンソンコンサート

Date / 2006年3月3日

LiveSpot / スタジオ・ウー

3月3日ひな祭りの昨日は、千葉県の柏にあるライブハウス「スタジオ・ウー」にて「花木佐千子 シャンソンコンサート」が行われました。ピアノ伴奏はお馴染みの上里知巳さん。って、お馴染みなはずですが、結構読み方を間違えている方も多いようなので念のため書くと、”アガリトモミ”さんです。まだお会いしてなかったとき「てっきり女性」だと思っていた私に人のことが言えませんが・・・(汗)。

「花木佐千子 シャンソンコンサート」の広告

この柏でのコンサートの話は最初千葉の実家から教えられました。某新聞の子どものスポーツ記事欄に広告されていたのです(何故?)。最初1月頃に知っていたのですが、2月後半の記事欄で花木さんの例の写真(笑)と共にコンサートの詳細が書かれていました。折角なので、その広告画像を掲載しておきます。

さて、今回はコンサートということでプログラムがあらかじめ配られました。プログラムは曲名が何もせずに確実に分かるので良い反面、レポートを書くときにどこの時点でコメントしたかを書かなければいけないので(いけなくもないが)、持参のメモ帳には慌てて曲名を書くこともあり、油断は出来ません(爆)。
スタジオ・ウーは初めて行きましたが、縦長のライブハウスでキャパは100名入るとのことですが、今日は60名弱といった感じでしょうか。ほぼ開場時間にお店に入ったのですが、すでに前の席は埋まっていたので、結局少し後ろ目の真ん中あたりでの鑑賞となりました。

「花木佐千子 シャンソンコンサート」のプログラムとチケット

花木さんの衣装は、ノースリーブの赤い模様入りのドレス(模様は幾何学っぽい?あまり近づいていないのでよく分からず)。上里さんはスーツ姿でしたが、後半は暑かったのか上着を脱いでいました。上里さんに続き、客席を縫って花木さんがステージに登場、そのまま歌に入りました。

<第1部>
1.「パリの空の下」
2.「聞かせてよ愛の言葉を」
3.「無造作紳士」・・・ジェーン・バーキンの曲で田村正和さんのドラマで使用されたと説明。「そういう機会に聴いた若い人たちに来て欲しい・・・若い人が皆無なので。」とシャンソンを広めるコンサートの趣旨(多分)に合わせたMCを行っていました。ちなみにライブハウスはほとんど年配の方で占められていました。
4.「綱渡り」
5.「百万本の薔薇」・・・滅多に歌わない、前のアンデルセン(注:主催者のこと)の時にも入れた、とのこと。元はラトビアで生まれ、母から娘に伝えられる形で広まったロシアの実話だそうです。
6.「リリーマルレーン」・・・シャンソンではないと説明しながら。
7.「行かないで」・・・ジャック・ブレルのナンバー。日本の男性の場合、そんな感情があっても歌にはしない、とフランス人との違いについて説明。花木さんの歌っている詞は原語の直訳に近いそう。「ストーカーっぽい」との感想に会場から笑いが(笑)。
8.「黒い鷲」・・・他の方のピアノよりテンポが速く、高い音も出すので、曲を聴きながら花木さんの喉が心配になりました。

<第2部>
9.「アヴェ・マリア」・・・カッチーニのアヴェ・マリア。どこかの大学の先生は「睡眠薬」として処方しようとしたぐらい眠気を誘う曲、と花木さんは説明。もちろん、つまらないという理由ではなく子守歌に近いからかな、とも思う。正直やはり、第1部最後の「黒い鷲」でやられたのか、音のクリアさがいつもよりなかったようです(特に低音のところで)。
10.「早すぎもせず遅すぎもせず」
<MC>「シャンソンには厳しい歌が多い・・・『血が流れる』『死ぬ』」などの説明に続き2曲続けて。
11.「地下鉄の切符切り」
12.「真夜中の居酒屋」・・・曲が終わった後「お騒がせしました」と花木さん。
13.「カルーゾ」・・・ここでカンツォーネ。カルーゾのことを丁寧に説明していました。
14.「愛しかないとき」・・・クライマックスに持ってきてもおかしくはないほど、花木さんの声量と表現がドラマティックな曲。喉の状態や全てを吹き飛ばすくらい素晴らしい出来だと思いました。花木さんにも「この曲だけは!」という思いがあるのかなあ、と勝手に想像。
15.「時は過ぎていく」・・・花木さんが最近実感する言葉だそうです。
アンコール「メモリー」・・・ミュージカル「CATS」の超有名曲。ここで劇団四季に在籍してきたときのエピソードが少し語られました。私も初めて聞く内容があり「へ〜」って感じ。曲の途中からこの日初めてミラーボールが回り始めました(必要ないかも・・・笑)。

花木ファンにとっては、このところの花木さんの体調の悪さを知っているので、「あの体調でよくぞここまで!」と思いがちですが、初めて聴く人も多かったこの日、お客さん達がどう感じたのかが少し気になります。良い印象を持って、シャンソンにもっと親しんで貰えたら良いのですが・・・。ちなみに私は初めて父を花木さんのステージに連れ出したのですが、それまで持っていたシャンソンに対するイメージが変わり「シャンソンを見直した」と言ってくれたのが嬉しく、胸をなで下ろしました(笑)。結局、曲や詞の良さはそれを調理する人(歌手やアレンジャー)によって変わるんだ、という認識を再確認した次第です。

タイミングを逃し、花木さんの写真を撮れなかったのが心残り(ガクッ)。